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【広州・北京路】
 唐の時代から北京路の商業は隆盛を誇っていた。3つの街路に6つの市が並び、遺跡も多く見つかっている。右の清朝初期の地図で青い部分が当時の北京路に当たるエリアで、古くから政治や経済、文化の中心であった。
 北京路では古代の拱北楼の基礎遺跡が見つかったが、更に続く考古学調査で各時代の道路が発見されている。先ず北京路309号一帯で明朝と清朝時代の建物の基礎が見つかった。これが拱北楼のものかどうかは確定していないが、現場からは更に宋時代と民国初期の路面も見つかっている。地下1.5mほどの位置から見つかっており、最下層が宋時代のものだ。この路面の下部は白い砂岩が敷き詰められ、上には青レンガが並べられていた。中間の層は明朝から清朝にかけての道路で、黄色い砂岩の石板で舗装されていた。最上部は民国時代のもので、赤い砂岩や黄色い砂岩などで舗装されていた。この部分は当時の道路が多かったために崩れがひどく、古代の道路に比べて保存状態は悪い。また北京路の両側は何度も掘り返しているために保存状態は悪く、中間部分でのみ歴代の路面が保存されている。
 現在発掘が終わっている深さではまだ土が現れておらず、更に深く掘ればもっと古い時代の遺跡も出る可能性もあるという。しかし地下水も染み出す可能性もあり更に深く掘るかどうかは未定だ。
 北京路は千年前から現在に至るまで、ずっと歩行道路であることが判明した。歴史的に広州市の中心部分はこの一帯にあったと言える。今後、発見された遺構は保存され市民に見せられるようにする構想がある。強化ガラスで覆って照明を設置し、観光案内所や観光コンビニなども開く予定だ。また石碑を建立すべし、という意見も出ている。ただ資金的な問題もあり、各時代の路面を防湿処理して完全保存するかどうかは未定となっている。
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